2011年6月アーカイブ

うつ病に限らず、病気になると完治するまでは、好きなことが制限されたり、痛みで嫌な思いをしたり、また中には後遺症で身体が不自由になったりと、健康であるときに対して、健全な人生を送ることができなくなります。いろいろな病気にかかったときにどれほど、健全な人生が損なわれるかを評価した指標というのが作られています。
それは、DALYs(Disability Adjusted Life Years:障害を調整した人生の年数)といいます。がんや糖尿病や失明など、治療が長く、苦しく、健全な生活が大変そうな病気と簡単に推測できますが、これらの病気に対して、うつ病はどの程度、健全な生活ができないのか想像できません。意外なことですが、DALYsによると、うつ病はこれらの病気を含めた中で、うつ病のDALYsは、失明や下半身麻痺のそれと同じレベルにランクされています。
それだけ、長く、苦しい生活を強いられるということでしょう。うつ病は早期治療を行えば、早く回復する病気です。放置すると、自殺にまで至ります。自殺をしないまでも、気分の落ち込んだ辛い生活を余儀なくされます。